ミクシィは終わらない。

はてブ->ガ島通信さんのエントリ経由で
ヒトリゴトノつぶつぶさんのエントリ
Mixiにはいった
Mixiにはいった2
を読んだ感想。


僕も割と最近になってミクシィを始めた。招待制になった直後くらいから存在は知っていた。しばらく敬遠していたのは、なんとなく招待制に胡散臭さを感じていたからと、日記なんかで「この続きはmixiで」なんて無神経な記述に不快感を感じていたから。
心変わりしたのは、いい加減人数が増えてきたから閉鎖性が崩壊しつつあるだろうと思ったのと、外からの拗ねたような批判には意味がないと思ったから。


ミクシィの閉鎖環境幻想に気がついている人は少なくない。そんなものは初めから存在しないし、これからもそうだ。しかしSNSは「安全」だと思っている人は多いし、そう思っている人たちは「それはまやかしだ」なんて声には耳を貸さないだろう。
空気を読めない奴として無視されるだけだ。


ミクシィはその参加者から油断できる場所だと思われている。そう思わせたからこそ、200万人以上の住人(という言い方はいかにも古臭いが)が集まって、のうのうとしていられる。
のうのうとしたい奴らには、そうさせておけばいいじゃないか。無理にこちらのスタンダードに引き込む必要はない。
確かに油断しすぎているように見えるのもいるさ。でもそういう奴は、どこにでも必ずいるじゃないか。誰が見ているか聞いているかわからないなんて、廊下での立ち話も一緒だ。


これからはミクシィが安全ではないと気がつくミクシィ住人も増えていくだろう。そういう人たちは、ミクシィを離れるか態度を変化させていく。
でもそれをもって「mixiの終り」とするのは、ちょっと納得できない。
油断した連中はいつまでも残りつづけるし、そういう層が今もこれからも大多数であり続ける。mixiはこれからもクネクネしたまま続いていくし、むしろその傾向が強くなるんじゃないか。僕はそう思う。