自転車のレストア 進捗その一

午前中に空気入れをホームセンターで購入。


レストアを始めたのはガキの頃に乗っていたブリヂストンMTB
今はロードバイクが花盛りですが、当時はMTBが大ブームだったのです。うむ、何もかもみな懐かしい。
そんな20年近くも前の代物を何で今更レストアしようなんて思ったかというと、
「なんとなく」
の一言に尽きます。
長らく放置していたため無残な姿になったかつての愛車を発掘したのが数年前。このままではかわいそうと、分解清掃だけして室内で保管してきましたが、そろそろちゃんと走れるようにしようかなと。


今日した作業。


1.タイヤとチューブの交換。
トレッドのブロックやサイドウォールにひびやら亀裂やらと、いい加減悪くなっていたタイヤを諦めて新品に。どうせ山では乗らないので太いブロックタイヤから細めのスリックタイヤへ変更しました。なんちゃってクロスバイク化です。古いチューブはまだ生きていたので、何か勘違いしてブロックタイヤを買ったときの備えとして残しておきます。


2.ブレーキワイヤの交換。
前後のブレーキワイヤを全交換。古いものは当然さびさびだったので、怖くて使えません。しかしこれが過去にやった事の無い作業だから感覚が分からず四苦八苦。どれくらい張ったものなのかさっぱりです。おまけに古いMTBなので、ブレーキは前後とも千鳥で支えるタイプのカンチブレーキ。マニュアル本に情報が無くて類推しながらの作業でした。


3.ブレーキシューの交換。
ブレーキシューにもひびが生じていたので交換しました。これが一番大変だったというか、できなかった。一応自転車整備のマニュアル本を見ながら作業したんですが、結局片利きの調整方法が分からずじまい。日没サスペンデッド後にネットでようやく情報を得たので、明日試して見ます。


4.シートポストの交換。
シートはコスト節約のため流用。ポストもそうしたかったけど、クラックがあったのでやむなく交換しました。シートはどうしても替えたくなったときでいいです。シートとシートポストはうまく固定できたのですが、自転車本体とポストの固定で問題が。
自転車が古いので、今の規格/設計とはだいぶ違うところがあるのですが、その一つにトップチューブの地上高があります。トップチューブというのは自転車のフレームのうち、ハンドルの付け根からシートのところまで来ている部分です。ちょうど跨ぐ格好になるところですね。昔のMTBトップチューブはほぼ水平ですが、今のMTBではサドル方向に向けて大きく下がっています。当然シートポストが収まる部分(シートチューブ)はその分短くなっていて、それを補うべくシートポストが長めに作られています。ですから、古いフレームに今のシートポストを使うと長すぎるんですね。ポストはアルミ製なので切れば済む話ですが*1。まぁこれは一番最後に回そうと思います。


本当はチェーンを張るところまで進めたかったのですが、残念ながらそこまでは至らず。でもタイヤとサドルがつくと急に自転車らしく見えてきます。
走る、曲がる、止まるが一応できるようになったら、安全のため自転車屋で調整してもらおうかしら。最初からやってもらえとか言わないでね。

*1:ロードバイク用のポストは短いらしいのでそっちにする手もある。